晩婚 諦めの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
私は39歳での結婚で、子どもが一日も早くほしかったので、結婚後すぐに病院で不妊治療を始めました。
年齢のことと、交際歴は5年以上あっても妊娠できなかったという経過から、なるべく早い時期の体外受精を勧められ、採卵を6回、移植を9回しました。そのうち2回に妊娠反応が出ましたが、いずれも早期流産となりました。
最近では採卵できる個数が減少し、採卵できても受精後の状態が悪く、ここ1年間は全く移植できなくなってしまったため、一度は妊娠を諦めました。でも主人とも話し合った結果、やはり二人とも諦めることができず、タウン誌に載っていた妙泉堂さんの妊娠例に42才の例があり、思い切って相談にうかがいました。
今までの経過を詳しくお話ししたところ、40才以上の妊娠がとても難しいこと、うまく妊娠できても流産する可能性が若いときに比べてとても高いことを正直に話して下さいました。そして漢方薬で少しでも妊娠の可能性をあげて、授かったときには少しでも流産のリスクを下げていきましょうと言われました。漢方薬を飲めば妊娠できるよと言われるより、ある意味信頼できる言葉でしたので、お任せすることにしました。
そして服用してしばらく経ったとき、先生からもう一度体外受精にチャレンジしてみたらというアドバイスをもらい、思い切ってもう一度病院を訪れました。そして採卵。5個の卵がとれて4個凍結。2個目の移植で妊娠反応陽性となりました!
今は漢方薬を飲みながら17週目に入りました。一度は諦めた赤ちゃんでしたが、諦めなくて本当に良かった!先生、本当にありがとうございました。
現在の状況を詳しくうかがった後、「腎」を補う漢方と体を温めながら「血」の巡りをよくする漢方を生理周期に合わせて服用していただきました(周期調節法)。
漢方薬を服用して5ヶ月後、基礎体温、生理周期が安定したので体外受精をお奨めして実施。卵質も良くなり、2回目の移植で妊娠を確認。現在、妊娠中にも飲める漢方を続け、17週目で順調に経過しています。
結婚の晩婚化とともに、最近40歳代のご相談が大変増えてきています。もちろん20歳代、30歳代の女性に比べてかなり妊娠することは難しくなっていますが、漢方薬をしっかりと続けていただくことで、当店でもかなり多くの方が妊娠できるようになっています。
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